
先日、理解し合えないひとたちについて考えていたら、ふと、
大昔のコメディ映画「ミスターソウルマン」を思い出しました。
十代の頃に見た、大好きな映画です。
コメディなのにほろりとさせられたり、ちょこっと考えさせられちゃうよーなB級路線の映画が大好きです。正面から堂々と正しいことを伝えられると、つい反発してしまうとゆーか、拗ねちゃいがちなのです。だから、オブラートに包んでくれてるよーな、そんな遠回しな気遣いが、B級映画の嬉しかったりするところかも知れません。
映画のあらすじは、白人のお坊ちゃんが望む進路へ進みたいのに、両親の希望と折り合いがつかなくて、大学進学の費用を出してもらえない。困った挙げ句、坊ちゃんは黒人に化けて、黒人奨学金を騙し取ろーとゆー、どたばたコメディです。
と、こーやって書いてしまうと、身も蓋もない内容ですね(汗
まともに考えると、どえらく、けしからん内容にも思えます。
私が一番大好きなシーンは、結局、良心から自分が白人だと告白をした坊ちゃんが、その後、お世話になった黒人教授に向かって、「僕は、黒人のふりをしていたけれども、貴方たちの本当の気持ちまでは理解できませんでした」と伝えるところです。黒人教授は「それが分かっただけでも、君は理解しているよ」と応えます。
こーゆー理解のありようが、とても素敵だと思ったのです。
なんてゆーんだろう、こーゆのって。
えーっと…無知の知、とか、そんな感じ?
心にすとんっときて、以来、大好きな映画です。
でも、その後、なんかで読んだこの映画ビデオのレビューで、このシーンを「けしからんっ!あんな巫山戯たことしておいて、結局なにも理解できないなんて、最低だっ!」と、怒ってるレビュラーさんがいらしたんですね。おかげで、同じものを見ていても、ひとの見方って色々なんだなーと、やたら感動したものでした。
それにしても、B級映画。
「ミスター」って頭につく映画って、私、やたら好きかもしれません。
「ミスター・ゴッド」とか「ミスター・ノボディ」とか「ミスター・ベースボール」とか「ミスター・どん兵衛」とか…中でも「ミスター・ゴッド」はシリーズ1作目がめちゃくちゃ好きです。超おすすめ作品です。あれと「サボテンブラザーズ」を観て感動して泣いた人とは、お友だちになれそうな気がします(笑)
あぁ〜、また、心が穏やかになるよぉ〜な、
そんな、おバカ映画がみたくなってきました〜。